鉱山巡り 岩手八幡平市 松尾鉱山を訪問
旅行に行くたびに、鉱山の魅力に引き込まれていっています
一つの産業の歴史、黄金期、取り巻く経済環境、鉱山に関わる人々・家族の生活、文化、建造物
今回は八幡平アスピーテラインを車で通過(犬禁止のため)しただけだったので、どこか立ち寄るところがないか探していたところ、松尾鉱山という鉱山跡地をグーグルマップ上で発見し、すかさず訪問した
妻と犬は資料館の近くを散歩して私だけ資料館に立ち寄った
途中で15歳まで鉱山周辺で過ごされたというお爺さんが資料館を訪れていた
色々尋ねたかったのだが、資料を見る時間しか無かったため、また再訪したい
多くの人々の集合写真があり、プライバシー保護のためか館内写真撮影禁止であった
特に感動した点は人々の生活を知る資料が充実していること
例えば
部活、集合写真
デパート 仕入れ値で販売、大盛りあがりのバーゲン
給料と当時の物価、公務員月給との比較
上記から以下に豊かな生活であったか理解しやすい
そして、当時最先端であったアパートが今なお八幡平の自然の中にそびえ立っていることが感情を揺さぶる
さて、この松尾鉱山であるが、主に硫黄を採掘する鉱山であった
硫黄といえば温泉成分だったり硫酸ぐらいしか思いつかないが、ゴムを成形したりワイン防腐剤に化合物が使われている
まず鉱山で注目する点は、その鉱山がどれだけシェアを誇っていたか
ここに当時どれだけ重要な場所だったか実感することができる
観光としての面白さ
坑道は既にないが、鉱山マニアであれば硫黄の採掘に関して学べるので面白いと思う
ビジネス的価値
かつて東証一部上場ということに驚いた
株券が展示されており見入ってしまった
鉱山権利がしばらく点々としていたのもポイントである
硫黄は販路と世界情勢、相場を読んだことでうまく行ったのだと理解した
採掘手法
近代での採掘開始ということもあり、比較的機械化は進んでいたように感じた
硫黄の精錬それほどエネルギーや技術を使わないのであろう
玉川ダムで玉川温泉に入るまでの時間調整
キャンプは朝が早くて時間に余裕が持てるので良い
この玉川ダムでも中和作業を行っているのである
そして鉱山に必ずと言っていいほど関連することが徴用工問題である
シビアな題目であるが各鉱山博物館によって扱いが異なる
どの
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